国土交通省による「鉄道の混雑緩和に関する実証事業」の実施事業者の決定について

2023年12月18日

 エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社(以下、MRA)は、国土交通省から令和5年度「鉄道の混雑緩和に関する実証事業」の事務局として選定されたことを受け、2023年(令和5年)10月18日(水)から同年11月2日(木)の期間において実証事業者の公募を行いました。

 この度、国土交通省は、有識者の意見を踏まえ、提出された公募提案の中から、実証事業を実施する事業者を以下の通り選定しました。


1. 実証実験の概要・目的

本実証実験は、主に首都圏・関西圏の都市鉄道の路線において、混雑緩和による利用者利便・サービス水準の向上や鉄道の運行効率の向上を目指し、各鉄道事業者等によるソフト対策の社会実装や取組みの普及につなげることを目的として実施するものです。


2. 実証実験の実施事業者及び内容

実施主体:東京地下鉄株式会社

内容:半蔵門線青山一丁目駅の渋谷方面行きホームにおいて、ホームドアに号車ごとの混雑状況をディスプレイで表示し、乗車時の行動変容効果を検証する実証実験


実施主体:東急電鉄株式会社

内容:渋谷駅を除く田園都市線において、オフピーク時間帯に各駅に入場した鉄道利用者へ東急ポイントを付与し、ピークシフトを誘引する実証実験


3. 実施時期

2023年12月~2024年2月を予定。


主催

国土交通省 鉄道局 都市鉄道政策課


事務局

エム・アール・アイ リサーチアソシエイツ株式会社

令和5年度 「鉄道の混雑緩和に関する実証事業」事務局(MRA)

E-mail:[email protected]